
他にもある、派遣会社がリアルタイムで勤怠確認できるメリット!
<派遣社員の勤怠管理を行う上で知っておきたいポイント>の1でもご説明した通り、派遣会社がリアルタイムで勤怠システムにアクセスできることは、派遣元は勿論、派遣先にとっても、多くのメリットがあります。
1.同じデータを元に勤怠確認できるので、月末業務を大幅削減
派遣会社ごとそれぞれシステムを持つ方法もありますが、それでは①派遣先が複数システムに入り勤怠を承認する必要が出てくるか、もしくは、②派遣先システムのデータと、派遣元システムのデータを最終的に付合せる必要がある…といったことに陥ってしまいます。
客観的な打刻データに基づいて派遣先が承認した勤怠情報を元に、派遣元も勤怠確認や請求書計算をすることができれば、締めの煩わしい付け合せの業務がかなり削減されるでしょう。
2.派遣会社のコストを削減
出欠状況や時間外労働の情報が確認でき、残業の調整など早めの対応が可能になることは、冒頭のコラムでもお伝えしました。
時間外労働管理が厳しくなっている今、本当に大切な確認事項にはなりますが、複数の派遣先と取引をしている派遣会社にとっては、全てを確認することは非常に大変です。
派遣元の担当者がオフィスにいながらにして状況を確認できることで、より重要な業務に時間をあてていただくことが可能になります。
3.福利厚生にも?派遣スタッフの給与前払いなどにも活用
派遣元の制度・取り組みにもよりますが、派遣スタッフの給与の前払い希望があった場合などに、月中である程度正確な勤怠データを確認できることは大きなメリットではないでしょうか。
給与の前払い(先払い)のニーズは年々高まっており、様々なサービスが登場しています。派遣スタッフさんの福利厚生として人気のサービスでもありますので、人材確保の観点からも有効になるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
派遣元企業様にも大きなメリットがあるシステム化ですので、是非前向きにご検討いただけたらと思います。
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